ストレスとビタミンC🍋
ストレスはだれでも感じるものです。
ストレス=ネガティブなもの。
と捉えがちですがポジティブストレスとネガティブストレス、どちらも存在しています。
ストレスがかかると、私たちの身体はどんな反応をするのでしょうか。
私たちの身体にはもとより強いストレスを感じた時にそれに対抗できるコルチゾールというストレス対抗ホルモンの生成が行われています。
コルチゾールは腎臓の上に乗っている副腎から生成されます。
これらを正常に生成し、分泌させるには大量にビタミンCが必要だという事が分かっています。
コルチゾールは何かしらのストレスがかかった時に瞬間的に分泌され、20~30分程度血中濃度が高くなるのですが、少しずつ利用効率が悪くなると、大量に分泌をするきっかけともなります。つまり、効きが悪くなってきたから、もっとコルチゾールの量を増やして効かせよう!!!と身体は思う訳ですね。
副腎皮質もその分コルチゾールの生成に力を注ぐため、フル稼働します。
言わば、24時間働く工場のような感じ・・・
永遠と生成できるわけもなく、工場の稼働率が下がり、元気がなくなってくるとコルチゾールの分泌が出来なくなります。
この様な状態の時に身体はどんな反応になっているかというと
・常に疲労感があり、何をするにもおっくうになる。
・朝起きられない。また起きる瞬間から疲れを感じる。
・寝つきが悪い、睡眠の質が下がり、熟睡できない。
・集中力が低下し、忘れ物が多くなる。
・新しい事に取り組もうという意欲が低下する。
・風邪をひきやすくなる。
などが挙げられます。
この様な症状って、慢性的になっていて「いつもの事だから我慢するしかない」と思っている方、多いと思います。もしかしたら、潜在的にこれがいつも通りの身体だと思い込んでいる可能性もあります。
もっと、ご自身の身体に目を向けてみましょう。
栄養素が足りないという、理論的な知識も必要ですが、まずは自分の今の身体が心地よいかどうか、感じてみて下さい。
どういうものを食べたら、身体が心地よいか。
どういう事をしたら、身体がもっと楽になるか。
外的要因にがんじがらめになりやすい、現代社会だからこそ「自分」を感じ取ってみましょう。
そうすると、今自分に必要な事が見えてくるはずです。
この様な見方をしつつも、私たちの身体にとって大事な栄養素はしっかりと摂って欲しいと思います。
そのうちの一つが最初にお伝えしたストレス対抗ホルモンの生成に必要なビタミンCです。
フルーツや野菜から摂るもよし、サプリメントから摂るもよし。
ご自身で摂りやすいものを是非摂ってみましょう!