準備

「準備」

コンディショナーの竹内です。

桜が咲き始め、自然界も一気に華やかになった雰囲気の中、まだ葉も出ていない落葉木の並木道を歩いて来ました。
でも、良く見ると小さな芽が顔を出していて、もうすっかり「準備」はできている様です。

ご存知の通り、落葉樹は晩秋に葉を落とします。
これは冬の間は養分や水分を取ることが出来ないので、無駄な養分や水分を使わないようにする為だそうです。
葉が落ちた後は、樹木の体には糖分や脂肪を蓄え、寒さに負けない強い体になるのです。

冬の間準備をしたことで、春を迎えると新芽を芽吹くことができます。何もしていないように見える樹木たちも、自然にコツコツと努力しているのです。

私たちの身体も同じです。健やかに快適に身体を動かすためには、目に見えていなくても、無意識のうち「準備」をしています。(＝生理的循環が良好になっている。)

ただ、ストレスや制限の多い環境下ですと、その「準備」ができなくなってしまい、不定愁訴や気候病を発症してしまいます。(木々も排気ガスや異常気象などのストレスで弱ってしまうこともありますね。)

サロンでは、皆さんが本来はできていた「準備」(身体を整える事)の仕方を思い出して頂き、さらに倒れない木の様な強さも身につけるセッションをしています。

コンディショナーは皆さんの整える力や強さを引き出し、忘れていた「快」「不快」を聞き分ける感覚を呼び起こすします。
〝他力〟ではなく〝自力〟で整える事になるので、元の不調に戻ること少ないのです。

季節の変わり目、一度、本来の自分(準備の出来た強い身体)を取戻しにいらっしゃいませんか？